
出雲市民病院整形外科では、一般的な急性外傷から、中高年者の慢性疾患、若年者のスポーツ外傷、障害者の変形、日常の巻き爪に至るまで、幅広い手術を行っています。
大学病院や開業医と密に連携しながら、手術件数は、平成19年度は250件、20年度は312件、21年度は411件と、年々増加の一途を辿っています。更に今後は、出雲圏域はもとより、整形外科医が不足している地域の患者様にまで対応ができるよう、体制を整える努力をしています。
一般的に高齢者に多い骨折である、大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折、橈骨遠位端骨折をはじめ、他部位の骨折手術も数多く行っています。スタンダードな手術方法はもちろん、いくつかの骨折には、金属の代わりに強い糸を用いる方法を採用し、早期のリハビリテーションにも耐え得るだけでなく、術後の合併症を極力少なくすることも可能となっています。
クリーンルームをひかえているため変形性関節症に対する人工関節置換術も可能です。人工膝関節全置換術では、術後1ヵ月で1本杖歩行が十分可能となります。
関節鏡視下手術も得意とし、膝関節鏡はもちろん、特に山陰では数少ない肩関節鏡や肘関節鏡も多く行っています。小さな創で処置が可能なため、若いスポーツ選手はもとより、中高年者も早期の社会復帰が期待できます。場合によっては、島根大学の専門医に高度な技術を要する手術を依頼することも可能です。また、大学病院で行った手術後の、骨内異物除去術なども患者様のスケジュールに合わせてスムーズに行えます。
近年アキレス腱手術は、島根大学と連携し、術後の外固定(ギプスや装具)を全く用いずに、術翌日からリハビリテーションを開始できる独自の方法を開発・採用しています。そのため、最短3ヵ月でスポーツ復帰も可能となりました。また、指の腱損傷なども、固定を行わず手術翌日からリハビリテーションが可能で、後遺症が少ないのが特徴です。
他に、出雲市民リハビリテーション病院との連携で、障害者の四肢変形(尖足など)に対する手術も積極的に行い、障害者の方がより生活しやすくなるための手助けも行っています。
| 21年度(411件) | 20年度(312件) | |
| 骨折観血的手術 | 106件 | 87件 |
|---|---|---|
| 経皮鋼線刺入術 | 37件 | 24件 |
| 腱鞘切開術 | 39件 | 35件 |
| 関節鏡視下手術 | 43件 | 39件 |
| 人工骨頭挿入術 | 19件 | 18件 |
| 人工関節置換術 | 21件 | 7件 |
| アキレス腱断裂手術 | 13件 | 17件 |
| 腱縫合術 | 3件 | 4件 |
| 靭帯再建術 | 3件 | 1件 |
| 神経剥離術 | 12件 | 9件 |
| 骨内異物除去術 | 86件 | 40件 |
| その他 | 29件 | 31件 |







