出雲市民病院 外来外科
高額医療を受けている患者様に、 ~私たちのできること~
急激な人口の高齢化を背景に国民医療費は、毎年1兆円を越える大幅な伸びを示しています。平成17年度の国民医療費は27兆円を超え、たび重なる診療報酬の改訂によって、患者様の医療費自己負担も増える傾向にあります。
患者様の想いを知るために
化学療法を受けている患者様の負担はどんなものだろうと、アンケートを実施しました。その結果、患者様の思いを知り、私たち看護師の関わりについて考えることができたので以下にまとめます。
患者様の想い
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今回アンケ-トを取り組む中、患者様の自己負担額についても知ることができました。
治療回数 |
治療費負担額 |
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|---|---|---|
| A氏 58歳 | 1ヶ月4回 |
158.560円 |
| B氏 50歳 | 1ヶ月4回 |
71.380円 |
| C氏 54歳 | 1ヶ月3回 |
78.230円 |
高額医療制度もあるが、この制度の適応にならす活用できない患者様が多っかたです。化学療法を受けている患者様は、高額な医療費を自己負担し、抗癌剤の副作用にも耐え病院に通っています。
私達看護師に出来る事はないかとチームで話し合った結果、その人その人のニーズに合った、患者様が望む看護を提供することが、私たちにできる看護提供であると考えました。
私たちのできること
平成16年に化学療法室が設置されました。そこで行っている私たちの活動です。
- 患者様の好みに合わせて、BGMを流す。
- 外来化学療法日には、化学療法担当看護師を付けています。
- 平成17年10月に「化学療法を受けられる患者様へ」というパンフレットを作成。
- 1人の看護師が2~3名の患者様を受け持つ、受け持ち制をとっています。
今後の課題
患者受け持ち制になっているも、勤務の関係で受け持ち患者様と深く関わる事ができないのが現状にあります。今後は、受け持ち患者様の化学療法日に、化学療法担当になるよう働きかけ、患者様の要求を追及し、積極的にカンファレンスしチーム全体で関わっていけるようにしたいと考えています。
そして、このような活動を続けていき、他職種と連携し患者様の医療費負担が少しでも少なくなるような、社会保険制度を患者様に情報提供できるようにしていきたいと思っています。

