■ 学会関係

■ 2005.05.27〜31 WONCA 第20回日本家庭医療学会学術集会

 森 敬良@出雲家庭医療学センターです。

 ポストカンファレンスワークショップも終わり、一週間ぶりに出雲に戻ってきました。今回のWONCA&3学会については、本当に盛りだくさんで何から書いていいのか迷ってしまいます。当センターからのポスター発表、そしてシンポジウムや英語での発言、ポストカンファレンスワークショップ、さらに多くのみなさんとの交流などなど。

 ポスター発表では、WONCAと3学会のポスターが京都国際会館のイベントホールに所狭しと並べられました。当センターからの演題は4題でした。
・家庭医療科新設による医療収入への影響と医療費削減への貢献(加藤)
・中小病院外来における家族指向のケアについて〜家族カンファレンスの取り組み〜(森)
・「愛・医師研修」−出雲市民病院の研修プログラム−(渡部)
・「一般外来における「高齢者の病いの表れ方」に関する研究」(森/日本プライマリケア学会)
 会場が狭いせいもあって熱気ムンムンの中でおこなわれました。
 とくに加藤先生の発表は注目度が高く、質問も多く出されました。12月、1月の2ヶ月間に初診の患者さんの保険点数を一般内科と家庭医療科とで比較すると明らかに家庭医療科が安かったということ(下表参照)、またそれにも関わらず両者を合わせた収入は増加しているという点が非常に興味深かったです。
(表)初診患者にかかった保険点数の比較
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         一般内科    家庭医療科
初診患者     399人     108人
保険点数(平均) 817.5    764.2
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p=0.03(Mann-WhitnyのU)
 家庭医は家族や地域のひろがりの中で患者さんをとらえますが、経済効率を無視しては説得力がありません。家庭医療をひろめる上でも加藤先生の研究は重要であったと思います。発表のしめくくりに今後考えられる研究について言及していたのも画期的でした。(メーリング・リストより)

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作成日 :
2005年08月09日(火)