「これがわたしのポートフォリオです!『知の共有』プレゼンテーション2004」

2004年06月26日

  • コーディネーター:鈴木敏恵氏(未来教育デザイナー、一級建築士、千葉大学講師、島根民医連医師研修アドバイザー)

    渡部満@出雲市民病院です。

    6月26日(土)2ヶ月間の医師初期研修のまとめを目的に「『知の共有』プレゼンテーション2004」を開催いたしましたのでご報告をします。
    前日より鈴木敏恵先生(千葉大学講師、ポートフォリオ評価の第一人者)におこしいただき、発表のテーマ設定やポスター作成に対しアドバイスをいただきました。研修医は、自分たちのポートフォリオをもとに、それぞれの学びを発表しました。
    当日は職員だけでなく、入院患者様、友の会、ボランティアの方、県立看護短期大学講師、近隣他病院職員、小学校教師、医学生など50名を超える参加があ り、地域の方々からの貴重なフィードバックも受けることができました。またケーブルテレビからの取材もあり、当日の様子は出雲地区で放映されます。
    04卒研修医が選んだ当日のテーマは・・・
    「看護業務もできる医師に」、「カレンダーを活かした入院計画、経過の把握」、「2ヶ月間のお礼」、「方丈記」、「研修医の力」、「家族もチーム」。
    それぞれが個性的で、充実した初期研修2ヶ月間を感じさせる発表でした。
    最後に金森院長から研修医に成長報告書が手渡されました。成長報告書とは、研修医がこの期間で自らが成長した3点を記入し、今後どう活かしていくか関係者 に報告します。指導医、シニアレジデント、病棟看護師からコメントが記入され、最後に院長のメッセージが記載されます。報告書を手にした研修医から、未来 への宣言が述べられると、会場は感動の渦に包まれました。
    参加者の感想文に、こんな一文がありました。
    「人間性豊かな医師の養成は、人間性に満ち溢れた病院、地域の環境においてこそ成され、研修医の成長を共に喜び合える人たちの存在が何よりも研修医の成長に寄与すると実感しました」。
    指導医、シニアレジデントの先生方をはじめ、病棟看護師、コメディカル、事務など多くの職員が医師養成に携わり、地域の方々にご意見を頂きながら、医師の成長が自分たちの喜びになることが大切なんだと改めて感じました。(メーリング・リストより)

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カテゴリ:講演会・学習会

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