「臨床倫理4分割法を活用して」

2004年12月04日

  • 講師:白浜雅司氏(三瀬村国民健康保険診療所所長)


    渡部満@出雲市民病院です。

    講演会「臨床倫理4分割法を活用して」は45名(うち院外9名)の参加があり、非常に充実した企画になりました。白浜雅司先生からは臨床倫理に関する講義だけでなく、山村の診療所での体験談など興味深いお話を伺うことができました。

    グループワークでは、当院より4つ事例を提示し検討をいたしました。慣れない4分割法でしたが、先生の的確な指導により、日々の医療活動を振り返り倫理に ついて深めることができました。感想文には「本当に有意義な時間だった」、「今後職場で取り入れていきたい」など積極的な意見が多くあり、スタッフ一同、 成功の手ごたえを感じています。

    印象に残ったお話を紹介します。
    「臨床倫理とは、患者だけではなく、家族・医療スタッフなど様々な価値観があることに気づき、関与する人々にとって最善の対応を考えることです。ですから医療者の幸福や充実感を支えるのも臨床倫理だと思っています」

    参加していただいた皆様、当日心に残ったことなど投稿いただけると喜びます。

    追伸;この日の午前中は先生と松江観光をしました。小泉八雲記念館見学や堀川遊覧船乗船など、「水の都、松江」を堪能いたしました。遊覧船の上でICFM の話題になり、水面を泳ぐ鴨を横目に家庭医談義に花が咲きました。思い出に残る1ページとなりました。(メーリング・リストより)


    〈参加者の感想〉
    ○…問題が見つかれば医療者は必ず解決したいと考えるとのことです。問題発見の方法論が勉強できました。
    ○…症例検討のdiscussionやworkshopの場がもててとても興味深かった。多くの医学生、医療従事者にclinical ethicsについて理解してもらいたい。

カテゴリ:講演会・学習会

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