「家庭医の養成~新しい地域医療への挑戦~」

2007年07月14日

  • 講師:葛西龍樹先生(福島県立医科大学地域・家庭医療部教授)


    出雲市民病院@園山です。

    7月14日(土)、島根大学にて葛西龍樹先生を講師に臨床研修プログラム発展講習会(島根県主催)が行われ、小松先生、松下さんと参加しました。
    「家庭医の養成~新しい地域医療への挑戦」と題して行われた講演には、島根大学や鳥取大学から家庭医療に興味ある学生も多数参加していました。

    葛西先生は国が推進する医療対策(①開業医の総合科、②地域医療実習、③都会の臨床研修の定員削減)が片手落ちであることを指摘した上で、家庭医養成により国民のニーズに応える良質な医療の提供が可能になることを明快に説明されました。
    その中で家庭医療研修プログラム創設によるアウトカムとして①地域住民アクセスの拡大、②救急トリアージ機能の充実、③良好な医師・患者関係の構築、を室蘭の寿都診療所の例をあげて解説されました。

    家庭医プログラムが全国的にみんなが協力してシステム化されればとても公益性の高いプロジェクトに発展するのではないか?ならばもっと行政の後押しがあってもいいのでは?・・・など、いろいろ考えさせられました。(後略)(メーリング・リストより)

カテゴリ:講演会・学習会

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