「家庭医という選択~何科なんて決められなかった。もしも家庭医になったら~」
2008年02月23日
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- 2月23日、ビッグハート出雲にて、講演会「家庭医という選択~何科なんて決められなかった。もしも家庭医になったら~」を開催しました。講師は日本家庭医療学会理事、若手家庭医部会代表で、わが
ICFMアドバイザーでもある森敬良先生です。
当日は大雪という最悪のコンディションの中、35人もの医学生が参加しました。ワークショップでは、白熱したディスカッションがおこなわれ、その質の高さに先生方もびっくりしておられました。家庭医療に対する医学生の関心の高さ、意識の高さをあらためて実感しました。
講 演会後の感想やアンケートから、学生にとっても「新しい見方・新しい情報がたくさんあ」り、非常に有意義な講演会となったようで大成功でした。今回の企画 は学生の協力があってはじめて実現したものですが、今後も学生と情報交換しながら一緒になって活動していきたいと思いました。
■講演「家庭医という選択~何科なんて決められなかった。もしも家庭医になったら~」(森先生)
■ワークショップ(森先生、高橋先生)
○家族志向型ケアと家族図について
○ライフサイクルについて
■家庭医療学夏期セミナーの案内(医学生)
■懇親会
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みなさん、森です。
先日は講演に呼んでいただきありがとうございました。
家庭医療、地域医療に大きな興味・関心をもっているみなさんとお話しする機会が持て、私自身とても元気になりました。
奥野先生、ブログでのさっそくの感想、コメントをありがとうございます。
大曲診療所のブログ
http://www.oomagari.com/clinic/2008/02/post-29.html
奥野先生も書かれていますが、私も何科になるということよりも、どのように地域のニーズに応えていくかということが大事だと思います。その意味では、地域に必要な臓器別専門医になることも地域医療のひとつです。
私の尊敬する家庭医の先輩でA先生という方がおられるのですが、彼は自分のことを「地域のみなさんのお役に立つ町医者」と言っておられました。同感です。(後略)(メーリング・リストより)
カテゴリ:講演会・学習会