ICFM5周年記念講演「プライマリでいこう」
2009年11月21日
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- 11月21日(土)、ウェルシティ島根でICFM5周年記念レセプションを開催しました。
ICFMの活動を支えてくださった皆様方に深く感謝いたします。
松村真司先生(松村医院院長)の記念講演は、5周年にふさわしいすばらしい内容でした。
「僕たちの仕事」では、地域の中で「普通の医療」を地道に実践し続けることの重要性をあらためて感じました。
「僕たちの仕事」
●人間を観る
・どんな人か ・どんな生い立ちで、どんな生活か
・どんな家族で、どんな地域の人か
・なぜ来院したのか、何が問題か
●地域を基盤に診療する
・情報を得る ・資源を活用する ・地域で暮らす
●コミュニケーション
・スキルを磨く ・共通の土台に立つ ・関係性を築く
●情報を利用する
・Evidence-based practice ・情報活用・批判的吟味 ・問題解決
●質を維持・向上する
・振り返る ・評価する ・学習する ・改善する
また、「僕たちの挑戦」「僕たちの夢」では、
「過去を根拠に未来を限定してはいけない。肝心なのは、夢が先にあることだ」(トッド・スキナー氏)
「われわれがここにあるのは自分のためではなく、他の人々を幸せにするためである」(ウィリアム・オスラー氏)
などの言葉を引用しながら、力強い励ましのメッセージをいただきました。
先生からのメッセージを胸に、これからも大きな夢をもって、地域住民から満足してもらえるような質の高いプライマリ・ケアをめざして取り組んでいきたいと思います。
今後ともご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
カテゴリ:講演会・学習会