講演会「家庭医が担う地域医療」

2010年11月13日

  • 11月13日、森敬良先生(尼崎医療生協本田診療所所長・ICFMトータルアドバイザー)を講師に、講演会「家庭医が担う地域医療」を開催しました。また、森先生には後期研修医の外来指導や後期研修へのフィードバックもしていただきました。
      午前中は、藤原和先生の外来見学でした。森先生は、予防接種などに子どもがたくさん来るようになったことをとても喜んでくださりました。また、診察の方法やカルテ記入の方法など、診療の改善につながる具体的なアドバイスをいただきました。 
      午後からは、講演会「家庭医が担う地域医療」。クイズ形式の楽しいセッションでした。地域医療の問題では、家庭医の地域を診る視点を解説、実際に出雲市 塩冶地域のプチ地域診断を体験してもらいました。また、実際にあった症例の問題では、幼児虐待というショッキングな内容を見事に言い当てた学生もいまし た。セッションを通して、地域全体をも診る家庭医の理解が深まりました。
      夕方は、後期研修レジデントデイ。藤原和先生のポートフォリオ事例検討会と藤原悠先生の小児科研修の振り返りを行いました。森先生には事例検討のみなら ず、ポートフォリオ作成の目的や方法についても学びました。小児科研修についてもすばらしいフィードバックをいただきました。
    最後に、森先生の総評がありました。総評では、疾患管理の学習、外来診療の相互観察、診療の標準化、検査機器の購入等など、今後の診療、研修の質向上につながる提案をたくさんいただき、大変勇気づけられました。

カテゴリ:講演会・学習会

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