第40回日本医学教育学会大会
2008年07月25日
-
- 出雲市民病院家庭医療科の高橋@大田での小児科研修もあと4日です。
第40回日本医学教育学会大会へ参加してきました。東京神保町の学士会館や学術総合センターなどが会場でした。以下のセッションに参加しました。
・プレカンファレンスWS・「青年の主張」プレゼンコンテスト3位
・WS「準備教育で忘れてはならないもの」
・シンポジウム「医学生による草の根の教育改革」
・市民公開講演 小柴昌俊先生(ノーベル物理学賞受賞者)
・一般演題:地域医療(質問した)
・一般演題:学習環境・学習支援
・一般演題:PBLチュートリアル教育(発表あり)
・ランチョンセミナー:シミュレーション教育
----------------------------------------
今回の学会でもSDL(self directed learning)に関するリサーチについて発表しました。
2年前の学会では、日本 の医師20人に日本語版SDLRSという評価シートを実施し、医師のSDLレディネスを計測した発表をしました。今回は、医学生8人に対し、「医学教育学 ワークショップ」を」開催し、ワークショップ前後で日本語版SDLRSを実施したら、ワークショップ後はSDLRSの平均得点が5%上昇したという介入研 究です。
結論として、医学生が医学教育学を学ぶことで、SDLレディネスが向上するのではないか、と発表しました。(メーリング・リストより)
カテゴリ:学会関係