家庭医療ワークショップ@島根大学
2012年11月10日
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11月10日(土)「はじめての家庭医療」と題し、医学生を対象にした家庭医療ワークショップが開催されました(主催:総合医・家庭医育成ネットワーク)。
セッション1は「患者中心の医療技法を体験しよう」がテーマでした。まず初めに木島先生から「患者中心の医療技法」のレクチャーがあり、続いてロールプレイ「共通の理解基盤」に立てないデモンストレーションを医師役(藤原悠子先生)・患者役(藤原和成先生)で行いました。その後、各グループごとに“共通の理解基盤に立てないデモンストレーション”を見てどうすればお互いがハッピーになれるのかKPT法を用いてディスカッションを行いました。どのグループも大変盛り上がり、ポストイットの色使いも班ごとに個性が出た様々なプロダクトが出来上がりました。
セッション2は「家庭医の実践とキャリア」ということで講師の先生がシンポジストとなり、シンポジウム形式で行われました。家庭医になった経緯や、それぞれの実践を盛り込んだ内容で「総合医・家庭医」と言っても様々な道があることを示してもらいました。こうした若手の先生が一同に集まり実践やキャリアを語る機会はあまりなく、学生らは大変興味深く聞き入っていました。
ワークショップ後に記入してもらったアンケートで多くの学生が「患者中心の医療を実践したいと感じた」と答えていました。今回のワークショップのテーマであった「患者中心の医療」を共に学び、学生達にもその重要性や価値が伝わったのではないかと思います。
【第1部 患者中心の医療技法を体験しよう】■レクチャー:「患者中心の医療について」
■ロールプレイ:「共通の理解基盤に立てない」デモンストレーション
■グループワーク・発表
■ロールプレイ:「共通の理解基盤に立てた」デモンストレーション【第2部 家庭医・総合医の実践に触れよう】
■シンポジウム「家庭医の実践&キャリア」
カテゴリ:講演会・学習会