出雲市民病院(管理型臨床研修病院)は、地域の医療を担う医師養成をめざす県連の研修プログラムの一環として、今年5月から1年目研修医6人の医師研修にとりくんできました。
7月からは研修医4名が松江生協病院へ異動となる機会に、これまでの総まとめとして職員や地域のみなさまへ研修成果をプレゼンする機会をもとうと研修委員会で計画し、6月26日午後に開催しました。これには非常勤理事や患者さま、医学生なども含め約50名の参加がありました。また、ポートフォリオ評価で有名な鈴木敏恵先生(一級建築士、千葉大講師)をアドバイザーとしてお招きし、企画の準備段階からかかわっていただきました。

鈴木先生のポートフォリオの説明に続いて、6名の研修医がそれぞれの決めたテーマを模造紙1枚にまとめ5分間でプレゼンを行い、他の5人の研修医がそれを聞き、自分が感じたことや気づきなどを発表するという流れで進行しました。さらに、フロアからも発表内容への評価や意見、感想を発表していただき、発表できなかったものは付箋紙に書いてそれぞれの模造紙にはりつけてフィードバックしました。

いずれのプレゼンも、患者様中心の医療を実践するために考えぬかれ、またそれぞれの研修医の個性があふれており、参加者は熱心に聞き入っていました。

参加された地域の方からは、「技術はこれからだけど自分たちにしかできないことがあるはずと奮闘する研修医の先生方の熱意が痛いほど伝わってきました、発表を聞き研修医の先生たちを応援していきたいと思いました」との感想をいただきました。また、医学生の方は「医療に大切なものはやっぱり“愛”なんですね」との感想を寄せてくれました。企画の最後にはセレブレイト・タイムとして、この半年間の研修医の姿と彼等にかかわった職員の映像が、BGMをバックに次々と映し出され、参加者の感動を誘いました。また、関わった患者様からの励ましの手紙が披露され研修医が読み上げながら声を詰まらせる場面もあり感動的なフィナーレとなりました。

 今回は2度目の取り組みでしたが、研修医にとってはお互いの考えを新たに発見する機会になり、職員にとっても、「出雲市民病院でも日本にほこれるような研修ができるかもしれない」など、大きな自信につながったと思います。

研修医による
公開プレゼンテーション
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