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患者さんとの関わりで培った理学療法士としての自覚。

理学療法士
加藤 勇輝
2006年入職

Q.1

入職から現在までの経緯を教えてください。

専門学校を卒業してこちらの法人に入職し、最初の2年はリハビリテーション病院に勤務していました。脳卒中の患者さんが多く、発症によって大きく人生が変わってしまったという方々が、退院後の生活に向けてがんばっていらっしゃいました。リハビリ次第で「歩けるようになるかならないか」という方も多かったので、患者さんの人生の大きな分岐点に関わっていることを考えると、決して中途半端な気持ちではできない仕事だと、改めて感じるようになりました。
3年目でこちらの病院に異動になり、整形疾患の患者さんが中心になりました。次第に、スポーツ選手の術後のリハビリで、フィールド復帰までを支援できないだろうかと考えるようになり、当時の整形外科医と上司の力添えにより、現在の夜間スポーツ診療を立ち上げることができました。このように、さまざまな患者さんと接する中で、少しずつ理学療法士という専門職としての自覚が、培われていったように思います。

Q.2

ご自身の成長につながったと感じるのは、どのようなことですか。

スポーツ診療を通して、他の病院の医師や他施設の療法士、スポーツ指導者など、たくさんのスポーツ医療関係者の方々との出会いがあります。モチベーションの高い方が非常に多いので、皆さんの熱に引っ張られるように、いろいろなことを学ばせていただいています。インターハイや国体などの全国大会へ帯同させてもらう機会もあるので、本当に幅広い経験を積ませてもらっており、とても感謝しています。
また2016年11月からは技師長となり、約30名のリハビリスタッフがいる職場の責任者になりました。「組織をマネジメントする」ということの意味や大切さも学ばせてもらい、数年前には考えが及ばなかったことですが、組織を方向付けし、職員の個性を活かすことで、大きな力になることを、少しだけですが理解できるようになったのではないでしょうか。リハビリスタッフのみんなが多忙な状況の中でも、より良い医療を目指し、笑顔で仕事をしている姿を見ると、大きなやりがいを感じますね。

Q.3

これからの目標を教えてください。

去年から「日本体育協会公認アスレティックトレーナー」の資格取得のため、主に関東で行われる講習会に通わせてもらっています。これは誰でも行けるものではなく、特定の団体からの推薦が必要で枠も限られているので、私を推薦していただいたことに対し、身の引き締まる思いで受講しています。資格を取得できたら、スポーツの分野での診療の幅が広がり、患者さんの健康管理やトレーニングにより深く関われるようになります。まだ具体的にどんなことができるかは分かりませんが、このようなチャンスを与えてくださった患者さんやスポーツ医療関係者にお返しができるよう、新たなことにも挑戦していきたいと考えています。
さらに、スタッフの特性を生かした活動も展開していきたいですね。地域の方々や患者さんにお元気になっていただくことはもちろん、リハビリ職として働くスタッフ一人一人が、やりがいを持って仕事に取り組めるような環境を整えることも、技師長としての大切な役割の一つです。

入職希望者へメッセージ

リハビリスタッフの仕事は、ドクターの指示が大前提ではありますが、私たちに一任される部分も多く、こちらからドクターや看護師に提案させてもらうこともあります。あらゆる疾患の患者さんに関わり、主体性を持って診療するということは、責任もとても大きく、学び続けなければなりませんが、当院のリハビリ部門は活気があり、楽しい職場です。お互いに切磋琢磨しながら成長し、新たなことに挑戦しましょう!